猫が集まってます➡️#サザンオールセールスの猫❇️かなり沢山のウィンスタンレイキャットを見てきましたが、この作品はレアー中のレアーです。胴体の部分がとてもスリムで、上から掌で掴めるスリムさです。またこの優しげな目や長すぎる尾っぽは、他のシャム猫とは大きく異なります。英国のジェニー・ウィンスタンレイ・キャット(ケンジントンキャット)のシャム猫で、裏返すとウィンスタンレイ女史のサインとサイズ番号の「4」「England」と書かれています。この作品は、ウィンスタンレイ女史の初期のヴィンテージ物の作品です。端正な顔立ち、美しい毛並みのシャム猫で、ブルーの瞳が印象的です。ウィンスタンレイ社の創り出した作品は、どれも素晴らしい作品ばかりですが、特にヴィンテージ品(ウィンスタンレイ女史自らによる作品)は、現行品(女史の後継者=息子さんら)に比べるとその素晴らしさは秀逸です。その中でも、とりわけシャム猫のヴィンテージ品は別格で、彼女の代表作と言われています。「シャム」とは、タイ国のことを指します。シャム猫は、タイ固有の猫種で、王室や寺院など、特定の場所のみで飼われてきた猫です。19世紀後半に、タイに駐在していたイギリス総領事が本国に持ち帰り、英国に広まりました。きっと、そんな生い立ちが、この作品の高貴な雰囲気に繋がっているのではないでしょうか。 ウィンスタンレイ女史の「Winstanley Cats bring life to gray」=「ウィンスタンレイキャットは粘土に生命を吹き込む」という言葉がありますが、まさに生きている猫がここにいます。特にこのシャム猫の肢体のバランスの良さ、その躍動感は、まさに一級の芸術品と言えます。ウィンスタンレイ・キャットの一番の特徴は、目です。キャセドラル・グラス・アイズと呼ばれるその目は、時に愛くるしく時に鋭く、見るものの心を引き付けます。❇️大きさは高さ18.5cm、横幅26cm、奥行き16cmサイズ「4」です。❇️コンディションは、目だったダメージのない良好なコンディションです。貫入も見当たりません。写真には写らない程度ですが、右耳の裏側に2mmほどの微細なざらつき(剥離修復)がありますが、前からは見えません(最後の写真矢印)。【OK】No.1787